2012年12月5日水曜日

第二回おおたオープンファクトリー終了!

去る、12月1日(土)、以前お伝えしました通り、
東急多摩川線下丸子駅・武蔵新田駅周辺の町工場を中心として、
第二回おおたオープンファクトリーが開催されました。

当日は、少し気温が低く、お昼には極寒の突風が吹く中で、
お越しいただいた皆様には、大変感謝申し上げます。

大田には、世界にとどろく最高の技術が近くにあるにもかかわらず、
普段なかなか見ることのできない、そんな町工場の様子を感じることができただけでなく、
今回は、お子様連れも大変多く、幼な心にも、モノづくりの魅力を感じてもらえたなら
とてもうれしいです。

▼当日のまちなか工場カフェの様子。

 
 

▼ 工業高校生のツアーの様子。みんな真剣に聞いていました。


今回は、上記地域を中心として各地に広がる町工場団体である「工和会協同組合」と
協働で行う取組みであり、町工場とコミュニケーションをとりながら進めることができました。
会に加盟していない工場で協力してくださるところもあり、いろんなコラボが生まれました。
大田の町工場を見てみると、各工場の工場主は、ある意味で地権者でもあり地域住民でも
あることが多く、その意味でも、単に産業のみならず地域の主役でもあります。

また、今回は、工場だけでなく、地域の商店街や町内会とも連携ができ、まちぐるみの
取組みに拡大できた点が大きかったです。

下丸子・武蔵新田駅各地の商店街(下丸子商店会、下丸子商栄会、武蔵新田商店会)
には、赤く輝くフラッグを掲げていただけました。


また、各町内会の掲示板では、ポスターやクイズラリーのパネルを掲示させていただけました。



そして、これは毎回ですが、学生さん(首都大学東京・東京大学・横浜国立大学)が
何よりも最大の功労者。
数か月前から企画準備を進め、何度も会議を重ね、準備をかさね、
前日には各設営に精を出し、当日は、それぞれの役割を担っていきました。


 


今回は、当日ボランティアスタッフも学生さんが担い、協力体制も盤石でした。


地域の価値とは何か、その地域が生み出す価値を大切にする町のあり方は何か、
今後も、下丸子矢口周辺、あるいは、大田区、日本のまちを豊かにするための
取組みとして発展するとよいなと思います。

最近では、各地でこうした取り組みが増えています。台東区の「モノマチ」、
墨田区の「スミファ」、これらの取組みも進んでおり、これらとも連携しながら、
「日本オープンファクトリーの日」などができたりするとよいなと思います。

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