昨日4月17日、東京のモノづくりに関わるイベントや取組みを行っている
各地域の人たちの集まる、「モノづくり交流会」が開かれました。
数年前から、徒蔵(御徒町~蔵前)エリアで、「モノマチ」と呼ばれる
モノづくりのまちづくりイベントを主催する、台東モノマチエリアのみなさんの
主催で、この会は行われました。
台東区のこのエリアには、「台東デザイナーズビレッジ」(通称デザビレ。旧小島小学校を改修
して使用。ここは、関東大震災後の震災復興事業において、小学校と公園が
一体となって整備された、52の復興小学校+復興小公園の一つ。)
と呼ばれる、革製品や、鞄、靴、ファッション系のクリエイター・デザイナー
インキュベーション施設があり、「台東モノマチ」は、この施設の施設公開を契機として、
デザイナーズビレッジのマネジメント行う、デザビレの鈴木村長を中心に始まり、
地元のモノづくり関係者、商店など諸々を巻き込んでどんどん拡大して発展したイベントです。
そして、このモノマチメンバーを中心に、様々な都内を中心としたモノづくりのまちづくり
ネットワークが広がりつつあり、我々が行っている「おおたオープンファクトリー」をはじめとした
「大田クリエイティブタウン研究会」(クリ研)にも、お声がかかったため、この会に参加しました。
この会には、モノマチやクリ研のほか、
A-ROUND (台東区:革や鞄職人も多い、浅草エリアでのモノづくりめぐりイベント)
スミファ(おおたオープンファクトリーをヒントに、墨田区の幅広いモノづくりを体感する
オープンファクトリーイベント。廃材を魅力あるモノに変える配財プロジェクトも。)
アスメシ会(荒川区:若手経営者が考える「明日の飯の種を考える」会)
葛飾区町工場物語(葛飾区:玩具のモノづくりのまちが、「マンガ」で魅力を伝える)
ものこと市・ものこと祭り(世田谷代田のシャッター商店街の前で行う集団行商?)
などなど、たくさんの魅力あるモノづくりのまちづくりを行う諸地域の方々が一堂に介しました。
そのほか、経産省の方や、マーケティングやプロモーションを行う会社の方なども、
交えて、楽しく、各地域の活動を紹介しました。
今後、日本全国のモノづくりのまちのネットワークができて、
この魅力ある技術と資源が発信され、
「価値づくりのまちづくり」が広がることを期待します。
0 件のコメント:
コメントを投稿